Yosuke Kashiwakura  柏倉陽介

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東京のカラスが作ったハンガー製の巣を被写体に人間社会と動物の関わりを撮影し、国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)にて環境テーマ作品として写真が展示される。そのほか、文明と野生の衝突地帯に生きるオランウータンのリハビリテーション風景の作品発表を続けている。近年は冒険家 荻田泰永氏と若者たちの600kmに渡る北極圏遠征に同行。写真や映像撮影を担当し、ナショナルジオグラフィックやNHKなどのメディアに発表している。

主な撮影分野は自然風景、自然と対峙する人間、環境保護など多岐にわたり、米国立スミソニアン自然史博物館、世界大都市気候先導グループ会議などに展示。ドイツ博物館やロンドン自然史博物館発行誌、LensCulture誌ほか国内外のメディアに掲載される。 Monochrome Photography Awards / ランドスケープ・フォトグラファー・オブザイヤー、Paris Photography Prize, PX3 / 野生動物部門1位・地球写真部門1位、LensCulture Earth Awards / 単一写真部門2位入賞、ナショナルジオグラフィック国際フォトコンテスト / 自然部門入賞などを受賞している。

Works illustrate the relationship between human society and animals, such as his photograph of a crow's nest constructed from wire hangers in Tokyo, which was exhibited among other environmentally themed works at the 2015 United Nations Climate Change Conference (COP21). Other works include a series documenting the rehabilitation of orangutans living in an area where civilization and the wild are at odds. He recently accompanied the adventurer Yasunaga Ogita and a group of young people on their 600 km Arctic expedition, documenting the trip on film. Photos from this trip were later published by media outlets including National Geographic and NHK. His work covers a broad range of topics, including natural landscapes, confrontations between humans and the environment, and environmental conservation. They have been exhibited at locations such as the Smithsonian National Museum of Natural History, and the C40 Mayors Summit; and have appeared in domestic and international publications including Deutsches Museum, the Natural History Museum in London, and LensCulture magazine. Notable awards include: Monochrome Photography Awards - Landscape Photographer of the Year Paris Photography Prize, PX3 - 1st place winner in both Nature/Wildlife and Nature/Earth categories LensCulture Earth Awards - Single Image Category, 2nd place National Geographic Photo Contest - Nature Category

Awards   受賞歴

Exhibitions & Publication   展示と掲載

●出版・掲載

「The Climate Smart Evolution」(luciefoundation)

「Ultra Trail du Mont Blanc 10th Edition book」(Autour du Mont Blanc)

Anthropocene(ドイツ博物館)

「The Nature’s Best Photography Collector’s Edition」(スミソニアン自然史博物館)

「Wildlife Photographer of the Year Highlights」(ロンドン自然史博物館)

●写真展示

米国立スミソニアン自然史博物館(アメリカ)

国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(フランス)

世界大都市気候先導グループ会議(メキシコ)

Ragusa Foto Festival(イタリア)

CLIMATE SMART EVOLUTION for 2019 SCUDERIA ART NIGHT(イタリア)

世界の子どもたちの今を知る写真展&トークショー(ナショナルジオグラフィック新番組『ロスト アンド ファウンド』放送記念イベント~カンボジアの子供たち写真展示~:東京スカイツリータウン)

 

●テレビ放送

「People in the Nature ー世界最大の星空保護区・テカポの星空を求めてー」(ディスカバリーチャンネル)

「ファイト! 糸くずのような命の唄」(NHK・BS1)*撮影担当

講演依頼に際して

独学で写真を学び始めたのは雑誌の編集者をしている頃でした。自然を対象とした取材が多く、日本アルプスを巡ったり、南の島にシーカヤックで向かったりとまるで旅をするような日々。しかし、ただ綺麗な景色を繰り返し巡る取材にも飽き始め、次第に取材現場の横で起きている気候変動に気づいていくことになりました。南米パタゴニアで眺めた眩い星空や風に吹かれるワタスゲ群、それらと同じ時代に別の地域では森林が減少し、氷河が後退していくのでした。その頃、環境保全の取材中にオランウータンの保護施設と偶然出会い、そこに滞在しながら写真を撮ることを決めました。撮影する被写体は風景から動物、人物まで広がり、さまざまな出会いから撮影方法も変化していきました。写真が国連気候変動枠組条約締約国会議や世界大都市気候先導グループ会議などに展示され、国内外で認知されるようになった時期から自然写真の教室を始めました。カメラをシンプルに操作することの大切さ、歳月と共に変わる視点の不思議などを話しながら、参加した方々に世界中の被写体を観て感じてもらうことができる。これが自分にとって貴重な時間となっています。今では多くの人々がカメラ機能のついたスマートフォンを携帯し、世の中はこれでもかという絶景写真にあふれるようになりました。その結果、多くの人が見たい景色とは何か、どんな写真が人の心に届くのか考えることも多くなりました。そうした時代の最中で変わること、変わらないことを写真の力を借りてお話しできればと考えています。

 © 2023 by Yosuke Kashiwakura

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