カメラのシンプルに操作する5つのポイント

最終更新: 2019年7月31日

まず最初に、写真の教本で一番わかりにくい部分から取り掛かろうと思います。撮影には必須のポイントになりますが、ここが理解できれば後は自由に撮るだけという部分ですので、じっくりと読んでみてください。

必須ポイントは以下の5項目。ご使用のカメラのどこでコントロールできるかを調べてください。ここでは1~5までの仕組みを完璧に理解する必要はありません。F値は数字を小さくすればボケるんだなとか、暗い場所ではISO感度を上げるんだなとか。そういう感覚で結構です。覚えてもらいたいポイントはカメラを操作する場所です。カメラのシンプルな操作を手にいれるため、まずはコントロールすべき場所を5つ調べてください。次回の説明で、1~5の要素を実践的に使うポイントをお伝えします。


1. F値のコントロール部分(レンズに記載してあるFの横の文字)=被写体の前後をぼんやりボカしたり、くっきり写したり、空気感や雰囲気をコントロールする際に必ず触れる部分です。F1.4~3.5はボケ味を出したい時、F5.6~F6.3は被写体にピントを合わせながら背景をややボカしたい時、F8~11は写真全体にピントを合わせたい時に使います


2. シャッタースピードのコントロール部分=滝の流れ落ちる水などをピタッと止めたい時は速いシャッタースピード(例えば1/4000秒)に、滝の水を雲のようにフワフワと写し込みたい時は遅いシャッタースピード(例えば5秒間)にする


3. ISO感度のコントロール部分=昼間はISO感度100でシャッタースピードが1/500秒で撮れていても、日陰に入ったり夕方の撮影では1/15秒になり、写真がブレてしまうことが多々あります。この時にISO100からISO200に上げるとシャッタースピードが2倍になります(例えば1/15秒が1/30秒に)


4. ホワイトバランスのコントロール部分=晴れの日に目で見える世界を5500Kという数値で覚えてください。5500Kから3000Kに下げると写真全体が冷たい印象に、5500Kから7000Kに上げると暖かい印象になります。


5. 露出補正のコントロール部分=露出補正とは写真の明暗をコントロールするために使います。カメラの設定内で0を起点に+1 +2 +3、−1 -2 -3と表示される部分です。+にしていくと写真は明るく写ります。-にしていくと写真は暗く写ります


以上、5つの操作ポイントだけを覚えてください。ちなみに添付した写真はイメージですが、1番目は「ボカしながら暗く」撮った写真。2番目は「ピントを合わせながら明るく」撮った写真になります。写真のほとんどは明るく撮るか、暗く撮るか、ボカすか、隅々まで撮るか。この4つの組み合わせのどれかに当てはまります。最終的にカメラのコントロールポイントは露出補正とF値のみになります。ここだけ動かせれば、思い描く写真が撮れるようになります。


上写真:ボカしながら暗く撮影


上写真:ピントを合わせながら明るく撮影


上写真:明るく撮る


上写真:かなり明るく撮る(その場所の雰囲気が出る)


上写真:暗く撮る(雲が出てくる)



上写真:さらに暗く撮る(白だけが浮き出てくる)



*次回は、1~5までをどうコントロールするのかをご説明します。

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